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第7次の事業再構築補助金の採択結果公表、第9次の追加公募

先日(12/15)、第7次の事業再構築補助金の採択結果が公表されました。
前回の発表は、9/15(木)でしたので、最近は金曜日ではなく木曜日の発表が多くなりましたね。
さて、結果として申請受付締切りである令和4年10月5日までに15,132者の応募があり、審査の結果、7,745者を採択されました。
<採択結果>
事業再構築補助金 (jigyou-saikouchiku.go.jp)

今回は、前回よりも応募が208者少なく、単純な全体の採択率は51.1%と前回よりも若干向上しました。毎回、少しずつ採択率が向上して、第6回の採択率が50.0%、第5回の採択率が46.1%、第4回の採択率が44.7%、第3回の採択率が44.4%となっています。

第7次公募の枠別採択率は、以下となっています。今回から新たに緊急対策枠が加わり、採択率が高い順に並べると、最低賃金枠>回復・再生枠>緊急対策枠>通常枠>大規模枠>グリーン成長枠となりました。この枠毎に採択率がある程度決められているようですね。

<中小企業> ( )は前回の採択率
・通常枠    : 応募 9,292件 採択 4,402件 採択率 47.3%(45.5%)
・大規模枠   : 応募11件 採択 5件 採択率 45.4%(55.5%)
・回復・再生枠 : 応募 2,144件 採択 1,338件 採択率 62.4%(66.6%)
・最低賃金枠  : 応募 162件 採択 131件 採択率 80.8%(79.4%)
・グリーン成長枠: 応募 543件 採択 217件 採択率 39.9%(39.9%)
・緊急対策枠  : 応募 2,980件 採択 1,653件 採択率 55.4%

次は、日本標準産業分類で応募割合・採択割合を参照すると、特に製造業、卸売・小売業、宿泊業・飲食サービス業が多くなっています。特に製造業は、応募時の割合は18.6%だったのが、採択時の割合は24.6%と、6%も割合がアップしており、採択時は製造業の案件が内容が良かったのだと思われます。

 

 

今回、採択されなかった事業者は、今年度は以下のように追加で第9回の公募があります。今年度の仕組みではラストチャンスとなりますので、不採択の分析をしっかりと行って、第8回ではなく第9回にチャレンジしてみても良いかもしれないですね。

【第9回公募の実施予定について】
令和2年度第3次補正予算・令和3年度補正予算・令和4年度予備費「事業再構築補助金」については、第9回公募を追加で実施いたします。※第9回公募の応募締切は第8回公募の採択発表以前になる予定のため、現在実施中の第8回公募で応募される場合、第9回公募での応募はできませんのでご注意ください。

第9回公募の実施スケジュール
公募開始:令和5年1月中下旬予定
応募締切:令和5年3月中下旬予定
採択発表:調整中

なお、令和4年度第2次補正予算で成立した内容については、令和5年3月下旬頃開始予定の第10回公募から実施を予定しております。

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