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ものづくり補助金の17次公募開始

ものづくり補助金の17次公募開始

昨日(12/27)、ものづくり補助金の17次公募が開始されました。通常、前回の申請締切からあまり間を置かず(長くても3週間程度)次回の申請が始まります。しかし、今回は、前回の申請締切(11/7)から公募から1か月半以上も間があき、ものづくり補助金の申請内容も大幅に変更されています。次回の17次公募を予定されている方は、以下の変更内容の概要を把握すると共に公募要領もしっかりと確認しておきましょう。

<ものづくり補助金の主な変更内容>
1.省力化(オーダーメイド)枠の新設
2.大幅賃上げに係る補助上限額引上の特例
3.17次の公募スケジュール
4.その他(添付書類の追加、口頭審査等)

 

1.省力化(オーダーメイド)枠の新設

中小企業・小規模事業者が人手不足の解消等を目的とした、生産プロセス等の省力化の取り組みを進めるため、個々の事業者のビジネスプロセスに応じたオーダーメイド型の省力化投資等を補助上限額を大幅に引き上げて支援する。詳細は、以下の通りです。
省力化枠      出典:ものづくり補助金総合サイト(https://portal.monodukuri-hojo.jp/
なお、製品・サービス高付加価値化枠、グローバル枠については、本締切回で募集を行いません。 (18次締切は省力化(オーダーメイド)枠、製品・サービス高付加価値化枠、グローバル枠を公募予定)
17次締切の公募に応募する事業者は、18次締切の公募には応募できませんので、ご注意ください。

 

2.大幅賃上げに係る補助上限額引上の特例 

大幅な賃上げに取り組む事業者については、以下のとおり、従業員数に応じて補助上限額を引き上げられます(ただし、各申請枠の補助金額の上限額に達しない場合、再生事業者、常勤従業員がいない場合は、活用不可)。一方、要件未達の場合、返還義務などが生じますので注意が必要です。
大幅賃上げ              出典:ものづくり補助金総合サイト(https://portal.monodukuri-hojo.jp/

 

3.17次の公募スケジュール 

ものづくり補助金の第17次のスケジュールは、以下の通りです。択発表は2024年5月中旬予定であり、実績報告までの時間が短くタイトなので、納入までに時間がかかる設備等は注意が必要です。
スケジュール    出典:ものづくり補助金総合サイト(https://portal.monodukuri-hojo.jp/
※ 補助事業実施期間内(最遅で2024年12月10日まで)に、発注・納入・検収・支払等の全ての事業の手続きを完了し、実績報告書を提出する必要があります。なお、次回公募(18次締切分)においても、補助事業実施の期限は最遅で2024年12月10日までとなりますので、ご注意ください。 

 

4.その他(添付書類の追加、口頭審査等) 

ものづくり補助金のその他の変更内容は、以下の通りです。

①金融機関の確認書:本事業に係る資金について金融機関(ファンド等を含む)からの調達を予定している場合は、金融機関による事業計画の確認を受け、金融機関による確認書の提出が必要です。
②口頭審査:口頭審査は、補助申請額が一定規模以上の申請を行う事業者を対象にオンラインで行われます。 口頭審査期間は、2024年4月1日(月)~2024年4月12日(金)の日程のうち、事務局が指定のうえ、申請者に連絡されます。
③令和5年度補正予算に基づく公募は2回程度を予定令和5年度補正予算に基づく公募は2回程度を予定しています。申請が少なく予算が余った場合は3回目の公募の可能性はありますが、2024年12月10日までに実績報告を終わらせる必要があり注意が必要です

 

今回は、17次の公募要領の概略について説明を行いました。この概略だけでは、分かりずらい点もあるかと思いますので、1/中旬(予定)に「2024年ものづくり補助金の新制度説明会」を実施します。詳細は、後ほどお知らせいたします。プロコン補助金.comでは、現在17次の申請サポートを受付中です。プロのコンサルタント集団(中小企業診断士)が丁寧にサポートしますので、お気軽にご相談ください

ものづくり補助金のお問い合わせは、こちらまで

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